|

点心は広州・香港がおいしい?
では、同じ点心でも北と広州・香港ではどうちがうのでしょうか?中国南北の点心には基本
的に大きな違いがあります。北方の点心は常食的な性質を持っているのに対して、広州・
香港の点心は間食の性質があります。北方の餃子・ワンタン・マントウなどなど本来はご飯
として代用できるものですが、一方広州・香港で点心を食べに行くと、もちろん餃子やワンタン
もあって、非常にきれいに盛り付けされ、北方の日常食べられているものに比べてレベルが
上のものですが、それらでお腹一杯にすることはちょっと無理です。値段がずっと高いという
こともありますが、広州や香港では日常的にそれらを一食の食事とする習慣が歴史的にな
いからです。確かに普段麺類や餃子を食べる回数は北方の人々よりずっと少ないです。
以前中国人なら誰もが餃子を作れると思っていた私にとって、南方生まれの人で餃子を作れ
る人は非常に少ないのにびっくりしたことがあります。北と南では文化も考え方ももちろん食
べ物も違うんですね。(現在は北方の人々がたくさん南方に住んでいるため餃子専門店もも
ちろん一杯ありますし、ワンタンでお腹一杯にすることも可能です。今では広東人も麺類大好
きです。でもここではあくまで点心を食べに行くと、ということです。)
ここまでは小麦粉で作った食品のことですが、北方ではこれを間食とはよばないでしょう。
歴史的に見ると北方でいう“点心”と“茶食”(お茶菓子)は区別や性質の違いがあったようで
すが、早期に呼び名の区別がなくなっていたようです。北方では「官礼茶食」(結婚式など正式
な時に贈るお菓子や飴などで主に子供が食べる)がお茶菓子系の点心だったようですが、見
た目も悪く材料もあまりよくなかったようです。でも意外なようですが、北方の点心の歴史のほ
うが広州や香港の点心の歴史より長いのです
では、結論から申しましょう。“食は広州にあり”です!
かの毛沢東も詩をお読みになりました、「広東での飲茶が忘れられん。(飲茶粤海未能忘)」。
お茶は勝手に自分で飲めるもの、やはりお茶と一緒に食べる物が重要なのです。飲茶の場所
の雰囲気は広州・香港で味わっていただきたいものです。点心は飲茶の命といっても過言では
ありません。極端に言えばどんなにみすぼらしい汚い茶楼でも、もっと極端に言えばお茶が少
々まずくても、点心がおいしければ広州人なら列をなして行きます。お茶がまずければ、お茶の
葉を自分で持って行って飲むことだってできるんです。尚且つここはどの点心がおいしい、どの
点心がまずいと把握していて、人気点心の料理人(正式には点心師といいます。)が店を移動
すればお客も一緒について行きます。というより料理人が移動先を言わなくても、大抵わかって
しまうのです。この舌の肥えた広州人が「食在広州」を支えているといってもいいでしょう。
香港には広州からの移住者が多いため広州と同じようなことが言えます。
今では北方でもおいしい飲茶ができるようですが、2・30年前皆さんが思っているような見た目
も美しく盛り付けされたおいしい点心を北方で食べようとしても無理だったと思います。
今では北の方の発展はすごいようですね。
ちょっと話がずれますが、広東省の人たちはすべて広東語を話し、飲茶を飲む習慣がある
ように思われている方もいらっしゃるようですが、広東省の北の方の一部は客家語等それ
ぞれの方言を話し、広東語は話しません。広東人だから広東語ぺらぺらとは限りませんよ。
それに広東語にも土地によっては方言(なまり)がありますからね。広州と香港の広東語でも
違いがあります。
点心情報もっとあります。ごゆっくり!

 |
関連サイトのLinkをご希望の方はHomeのページのmail toをクリックしてお知らせください。
内容を確認の上、追ってこちらからもLinkを貼らせていただきます。
(アダルト系、公序良浴に反すると判断したサイトはお断りいたします。) よろしく! |
| |
|